コラム

2026.04.16 コラム

医療系展示会とは?目的別の選び方と2026年の注目イベント情報

医療系展示会は、医療機器・病院設備・DX・福祉・給食など専門分野やターゲット(病院経営層、研究者、臨床医、医療従事者など)によって非常に多岐にわたります。2026年の主な展示会情報と、自身の目的に合った展示会を効率的に探す方法をまとめました。

医療系展示会を活用することで、最新の製品や技術を直接確認できるだけでなく、出展担当者との対面での商談・相談を通じて、導入に向けた具体的な比較検討が可能になります。

こんなお悩みはありませんか?

医療系展示会への参加や出展を検討する際、以下のような課題を感じている方は少なくありません。

  • 必要な情報がバラバラに散在している — 、診療科毎の展示は充実しているが、病院運営に必要な製品・サービスを一括で収集できる展示会がない
  • 学会だけでは網羅できない — 学会が多すぎて、費用的にも要員的にも出展ができない
  • 多職種向けの展示会が少ない — 多職種連携の多い医療従事者や関係者が対象のセミナーや展示会が少ない
  • 製品を直接見て比較検討する機会が少ない — カタログやWebだけでは判断しにくく、実機・サービスのデモで仕様を確認したい
  • 導入のキーマンと出展企業が直接話せる場がほしい — 購入に関わる病院経営者や事務部門の責任者に直接具体的な相談をしたい

これらの課題を解決する手段として、目的に合った医療系展示会を選ぶことが重要です。

日本国内の主要な医療系展示会(2026年開催予定)

医療系展示会にはさまざまな種類があります。以下では、日本能率協会が主催・関連する展示会を中心に、分野ごとの特徴を紹介します。

HOSPEX Japan — 医療・福祉施設向け設備・機器・DXの総合展示会

項目 内容
正式名称 HOSPEX Japan 2026
会期 2026年11月18日(水)~20日(金)
会場 東京ビッグサイト 西2ホール
主催 一般社団法人日本能率協会
テーマ 「2040年の医療サービスの維持」
特徴 医療・福祉施設向けの設備・機器・DXの総合展示会
公式サイト https://hospex.jma.or.jp/

HOSPEX Japanは、1974年から開催されており、47回にわたる開催実績を持つ医療系の総合展示会です。日本医療福祉設備学会の併設展示会として、業界の発展に寄与してきました。

「2040年の医療サービスの維持」をテーマに掲げ、超少子高齢化社会の医療課題に先駆けて対応するためのBtoBプラットフォームとして、限りある医療資源の効率的な利用、技術革新による診療・ケアの質向上、包括的な医療サービスの提供など、2040年を見据えた具体的な解決策を探求しています。

共催団体には、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本病院DX推進協会、PHRサービス事業協会などが名を連ねています。

関連する展示会

医療・福祉施設の運営に関わるテーマでは、以下の展示会も参考になります。

※開催日程や場所は変更される可能性があるため、必ず最新情報を各公式サイトでご確認ください。

HOSPEX Japanの特徴 — 医療系展示会として選ばれる理由

HOSPEX Japanが医療系展示会として多くの医療関係者に活用されている理由を、具体的なデータとともに紹介します。

特徴1: 展示対象の幅広さ

HOSPEX Japanの展示対象は、医療機器だけにとどまりません。病院設備、病院DX、PHR(パーソナルヘルスレコード)、遠隔医療、厨房・給食関連、物流、サービスロボットまで、医療・福祉施設の運営に必要なあらゆる分野を網羅しています。

具体的な展示対象例としては、以下が挙げられます。

  • 滅菌機、手術台、無影灯などの医療設備
  • 自動精算機、RPA、採算性シミュレーターなどの経営・DXソリューション
  • サービスロボット、シフト作成ツール、集患支援システム
  • 非常用電源・災害対策用品・廃棄物処理装置などの病院設備
  • 厨房機器、完全調理済み食品などの給食関連

このように展示対象が広いため、病院の設備更新からDX推進、給食運営の改善まで、一つの展示会で横断的に情報収集できる点が大きな特長です。

特徴2: 医療関係者の比率が高い来場者構成

HOSPEX Japanは、公式上「医療関係者の比率が高い」展示会として訴求されており、全国各地から多職種の来場者が集まります。

来場対象となる主な職種は以下のとおりです。

  • 経営層: 病院経営者、診療所経営者、福祉施設事業者
  • 医療専門職: 医師、看護師、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士
  • 食・給食関連: 管理栄養士、調理師
  • 施設整備関連: 建築士、設計士、ゼネコン、コンサルタント

公式では「病院経営者・事務など導入キーマンが来場」「企業来場者も役職者が来場」と訴求されており、出展企業にとっては意思決定者と直接商談できる貴重な機会となっています。

特徴3: 専門団体との強固な連携体制

主催の一般社団法人日本能率協会に加え、公益社団法人全日本病院協会、一般社団法人日本医療法人協会、一般社団法人日本病院DX推進協会、PHR関連団体などが共催しています。さらに、ヘルスケアフードサービスシステム協会、新調理システム推進協会、日本医療福祉セントラルキッチン協会などが特別協力しており、業界を代表する団体の協力体制のもとで開催されています。

特徴4: 来場者の課題解決を支援する場

来場者にとっては、事例を学べる、製品・サービスを直接見られる、複数の製品やサービスを比較できる、出展担当者と直接話せるといった利点があります。学会だけでは網羅しきれない経営課題や現場運用の改善策について、実践的な情報を得られる場として機能しています。

HOSPEX Japanの開催実績

開催実績データ

医療従事者・関係者が県外移動できなかったコロナ禍を除き、1万人を超える来場者が来場していた

年度 出展者数 ブース数 来場登録者数
2022年 183社 303ブース 7,945名
2021年 213社 309ブース 7,586名
2020年 183社 287ブース 6,373名
2019年 273社 493ブース 14,846名

1974年の初回開催から47回にわたり継続的に開催されてきた実績は、医療系展示会としての信頼性を示しています。多くの専門家と企業が集まり、最新の医療技術や福祉設備を紹介する場として広く認知されています。

目的別の展示会選びのヒント

医療系展示会を選ぶ際は、自身の目的に合わせて参加すべき展示会を絞り込むのが効率的です。以下に目的別のガイドを示します。

病院経営・運営やDX化の相談をしたい場合

HOSPEX Japanが適しています。病院DX、RPA、採算性シミュレーター、シフト作成ツール、集患支援システムなど、経営・運営に直結するDXソリューションが幅広く展示されます。病院経営者や事務部門の導入キーマンが多数来場し、出展者との直接的な相談・商談が可能です。

公式サイト: https://hospex.jma.or.jp/

病院・福祉施設の設備更新を検討している場合

HOSPEX Japanでは、滅菌機、手術台、無影灯、自動精算機といったハードウェアから、遠隔医療やPHR関連のサービスまで幅広く展示されています。さらに、施設の衛生管理や清掃に関する情報が必要な場合は、BUILDING MAINTENANCE & CLEAN EXPOも参考になります。

病院給食・厨房設備の改善を検討している場合

HOSPEX Japanでは厨房機器や完全調理済み食品なども展示対象に含まれています。加えて、給食・フードサービスに特化した情報を求める場合は、HCJやFOODEX JAPANも有用です。管理栄養士や調理師も来場対象に含まれているため、現場目線での情報収集が可能です。

施設の設計・建築に関わる情報を集めたい場合

HOSPEX Japanには建築士、設計士、ゼネコン、コンサルタントなど施設整備側の来場者も対象に含まれています。医療施設の設計と設備導入を一体的に検討できる点が強みです。

展示会情報の効率的な探し方

医療系展示会の最新スケジュールや詳細情報を入手するには、以下の方法が便利です。

主催団体の公式サイトを活用する

展示会の主催団体が運営する公式サイトでは、開催概要、出展者情報、来場者向けの事前登録案内などが掲載されています。HOSPEX Japanの場合は公式サイト( https://hospex.jma.or.jp/ )で最新情報を確認できます。

公式メールマガジンに登録する

関心のある展示会の主催者サイトでメールマガジン登録をしておくと、次回の開催情報や見どころが早期に届きます。出展募集や来場事前登録の開始時期を見逃さずに済みます。

学会併設展示にも注目する

専門的な学会に付随して行われる企業展示は、最新の臨床に近い製品が多く見られるため、医療専門職の方にとって有益な情報源です。HOSPEX Japanは日本医療福祉設備学会の併設展示会としての歴史を持ち、学術的な知見と実用的な製品情報の両方に触れられる場となっています。

事前登録を活用する

ほとんどの医療系展示会は、公式サイトからの事前登録で入場無料になります。当日のスムーズな入場にもつながるため、参加を決めたら早めに事前登録を済ませることをおすすめします。

出展を検討している企業の方へ

HOSPEX Japanへの出展は、医療・福祉分野のキーマンと直接接点を持てる機会です。出展に関する費用やプランの詳細は、公式サイトの出展案内ページをご確認ください。

HOSPEX Japanの出展メリット:

  • 全国各地から多職種の医療関係者が来場するため、幅広い顧客層にアプローチ可能
  • 病院経営者・事務部門の責任者など、導入の意思決定に関わるキーマンと商談できる
  • 医療機器だけでなく、DXソリューション、設備、給食関連など多領域をカバーしているため、異業種からの参入や新規顧客開拓にも有効
  • 「スマートライフ+サミット」との同時開催により、PHR関連のサービス実装促進など、より広範なテーマでの知見共有が行われる

出展費用については、要問い合わせとなっています。詳細は公式サイト( https://hospex.jma.or.jp/ )をご確認ください。

よくある質問(FAQ)

HOSPEX Japanはどのような展示会ですか?
HOSPEX Japanは、医療・福祉施設のための設備・機器・DXの総合展示会です。1974年から開催されており、47回の開催実績があります。「2040年の医療サービスの維持」をテーマに、一般社団法人日本能率協会が主催しています。医療機器だけでなく、病院設備、病院DX、PHR、遠隔医療、厨房・給食、物流、ロボットまで幅広い分野を網羅しています。
2026年の開催日程と会場はどこですか?
2026年11月18日(水)~20日(金)の3日間、東京ビッグサイト 西2ホールで開催されます。最新情報は公式サイト( https://hospex.jma.or.jp/ )でご確認ください。
どのような人が来場していますか?
病院経営者、診療所経営者、福祉施設事業者のほか、医師、看護師、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士などの医療専門職が来場しています。また、管理栄養士、調理師などの食・給食関連職種、建築士、設計士、ゼネコン、コンサルタントなどの施設整備関連の方も対象です。公式では「多職種が来場」「全国各地から来場」と案内されています。
来場者数はどのくらいですか?
公式上「1万人を超える来場者」と案内されています。直近の実績では、2022年に来場登録者数7,945名(183社・303ブース)、2021年に7,586名(213社・309ブース)、2020年に6,373名(183社・287ブース)、2019年に14,846名(273社・493ブース)となっています。
出展にはどのくらいの費用がかかりますか?
出展費用は要問い合わせです。詳細は公式サイトの出展案内ページ( https://hospex.jma.or.jp/ )からお問い合わせください。
来場は無料ですか?事前登録は必要ですか?
多くの医療系展示会では事前登録によって入場無料となります。最新の来場案内については公式サイトでご確認ください。
どのような製品・サービスが展示されますか?
滅菌機、自動精算機、厨房機器、完全調理済み食品、手術台、無影灯などのハードウェアに加え、RPA、サービスロボット、シフト作成ツール、採算性シミュレーター、集患支援システムなどのDX・経営支援ソリューションも展示されています。展示対象が幅広い点がHOSPEX Japanの特徴です。
給食・厨房関連の情報も得られますか?
はい。HOSPEX Japanでは厨房機器や完全調理済み食品なども展示対象に含まれています。さらに、給食・フードサービス分野に特化した情報を求める場合は、日本能率協会が関連するHCJも参考になります。bb

まとめ

医療系展示会は、医療機器、病院設備、DX、福祉、給食など専門分野ごとに多岐にわたります。自身の目的に合わせて参加する展示会を絞り込むことが、効率的な情報収集の鍵となります。

HOSPEX Japanは、1974年から47回にわたり開催されてきた医療・福祉施設向けの設備・機器・DXの総合展示会です。「2040年の医療サービスの維持」をテーマに、一般社団法人日本能率協会が主催し、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本病院DX推進協会、PHRサービス事業協会などが共催する体制で運営されています。

医療関係者の比率が高く、全国各地から病院経営者、医療専門職、施設整備関連の専門家まで多職種が来場するため、情報収集だけでなく具体的な商談の場としても活用されています。

2026年11月18日~20日、東京ビッグサイト 西2ホールでの開催が予定されています。出展・来場に関する最新情報は、公式サイト( https://hospex.jma.or.jp/ )をご確認ください。

出展のご相談・来場の事前登録はこちら

HOSPEX Japan 公式サイト: https://hospex.jma.or.jp/

病院経営の課題解決、DX推進、設備更新の検討をお考えの方は、まずは公式サイトで最新の出展者情報や来場案内をご確認ください。出展をご検討の企業様は、公式サイトの出展案内ページからお問い合わせいただけます。

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